Omed-Omedan(キスの祭典) 2015.04.03

omed omedan

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1年に1度だけ、バリ島の村の若者達は「異性と堂々とキスをする」という恵まれた機会を与えられています。「Omed-omedan(キスの儀式)」として知られているこの祭典は、首都デンパサール南部の「Banjar Kaja Sesetan」という村にて「ニュピ(バリの正月)」の翌日に開催されます。

バリの言語では「Omed-omedan」は「惹かれ合う」というような意味で、このユニークな伝統行事には17歳~30歳の未婚男女が参加しています。最初は恥ずかしがったりしていますが、ご先祖様の時代から何百年も彼らはこの信仰を続けています。

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儀式の前にはイベントの安全と円滑な進行のために「バンジャール」と呼ばれるこの地域の住民達が皆で集まり祈りを捧げます。

祭典の参加者だけでなく、観客も巻き込んでの壮大な「水かけ祭り」となるこのイベントでは警察や自治団によって維持されています。たまたま、このユニークな儀式を目撃する事ができた観光客達は皆が大喜びします。

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 イベントの前には若者達のグループがウォーミングアップとして互いに水を掛け合います。その後、グループから男性と女性をランダムに選び出します。選ばれた場合、彼らに拒否権はありませんし、実際のパートナー(恋人)を選ぶこともありません。だから、当人の彼女が他の誰かとペアであることが判明した場合でも嫉妬しないで我慢が大切です。。。

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 男性・女性メンバーもビチョ濡れの状態で、今度は顔を見せあってのグループ内の話し合いが行われます。

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 そして、男性グループからと女性グループからそれぞれ1人が選ばれ、皆に担がれながら近づいて行き、男性が女性抱きしめながらキスをします。観客達も大騒ぎで見守ります。

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しかし、時には女性の方が男性を好まず、避けるような素振りをしてしまう事もあるようです。。。

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もちろん、このようなイベント性の高い儀式で簡単に異性とキスができるチャンスが与えられますから、時には男性の方が一方的に感情がほとばしり、失敗することもあるようですが、男女問わず皆がこのイベントを好んで楽しんでいるようです。

この伝統行事「Omed-omedan」は、地域の若者達が地域間での連帯感を育み、先祖への敬意を強めるといった役割も持っています。各地域のコミュニティーでの規範に従う事で連帯感と団結力を強めていきます。

もしあなたがこの楽しいイベントを見てみたいなら「ニュピ」の前日までにバリに到着して(ニュピの日は終日外出禁止となります)クラクラ・バスを使ってDFSバスベイに向かってください。そこから「Banjar Kaja」までタクシーを使って約15-20分です。
移動するルートです:

 



バリ島クラクラバス

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